◆◇「術理」プログラムアーカイブ◆◇
①そもそも「術理」とは何か?http://karateman.jp/blog/?p=7427
②武道の最大の障害【防衛反射】を理解するhttp://karateman.jp/blog/?p=7434
③武道の究極術技【先の先】http://karateman.jp/blog/?p=7440
④【防衛反射】解決法 その①http://karateman.jp/blog/?p=7449

☆追伸記事にスペシャル企画内容を記載!!☆

こんにちは志田です。

「術理」プログラム第2回
【先の先】が公開しています!

ぜひ視聴ください!

◎『先の先』

ここからは、
今回の「術理」プログラムにて
フォーカスしている
【防衛反射】について
続いて解説していきます。

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【防衛反射】解決方法
その①
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あなたの抱えている
現実的な問題の本質とは何か?

その問題の根源は【防衛反射】です。
※全ての武道に潜む障害で例外は皆無

人は押されたら押し返そうと反発。

引っ張られたら無意識的に
引っ張り返そうとする。

この無意識の反射が
【防衛反射】です。

※詳しい【防衛反射】解説は
アーカイブ記事➁をご確認ください

【防衛反射】を起こすから、

¨力と力をぶつけ合う¨。

「筋力同士の反発合戦」=【防衛反射】

です。

よって一般的なスポーツ武道は、
ぶつかり勝ちするために
筋力を付けパワー負けしないようする。

つまり技術ではなく
筋力勝負であり筋肉依存構造。

打撃以外の古流武道であっても
【防衛反射】が最大の障害となることは
言うまでもないでしょう。

事実、古流武術の高段者が
海外指導時に遠慮を知らない
巨漢外国人に技が掛からず
恥をかいた話は少なくありません。

冷静に考えて見ましょう。

50~60代の加齢したあなた肉体は

●筋肉量がマイナス20~30%…

●回復力が思春期のマイナス50%…

●スタミナが思春期のマイナス40%…

運動生理学上、
50代以上から不可能な
挑戦となるのです。

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ではどうしたら…
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【根本的な原因の解決】こそが
重要なのです。

【防衛反射】とうい厄介な機能を
理解し解決策を実行する。

でなければ何千と技を覚えても
意味がありません。

厄介な機能が技自体を
邪魔するのですから。

正しく原因を理解して
解決策を実行すれば克服可能です。

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【防衛反射】は
「やまびこ」と一緒
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まずここからは【防衛反射】の
メカニズムを簡単に
理解していきましょう。

【防衛反射】とは

「やまびこ」と同じです。

つまり共鳴です。

「やまびこ」は「ヤッホー」と

発した音が山に共鳴して

「ヤッホー」っと跳ね返ってくる現象。

つまり音の反射です。

【防衛反射】は筋肉同士が
反射しあう反発合戦。

押したら押し返す、
引っ張り返すというのは
【誘発に反応した】
ということです。

つまり筋肉の反射の誘いに

無意識的に乗った

ということなのです。

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【防衛反射】は
人間関係と一緒
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【防衛反射】という現象は
人間関係と同じ。

¨誘いにのる反発¨です。

¨筋肉の反発¨です。

自らの技が力任せになる。

すると相手の身体も

反発の誘いに乗り

【防衛反射】で反発。

逆に力任の技にこちらが誘われ、
自らも【防衛反射】が起きて反発したり…。

そう人間関係と同じく¨反発¨なのです。

だから旧態依然の筋力を付ける方法は

¨いがみ合い¨

のようなもの。

人間関係だったら
一番恥ずかしい行為でしょう。

こう【防衛反射】を理解すると
難しくありませんよね。

やはり代表的なのは
フルコンタクトカラテ。

しかし合気道や古流柔術も
違いはないでしょう。

相手の間接をギリギリと痛めつけながら

制圧する次元に満足しているレベルは

フルコンタクトと何ら違いはない。

打撃だろうが関節だろうが

同じ痛みで支配するんだから同類…。

術技ではなく暴力だろう。

「術理(ステルス技術)」を
人間関係に置き換えるとこうです。

☆誰とでも冷静に理性的に対応し

☆相手に柔軟に対応するが目的は曲げず

☆人を動かすコミュニケーション方法の会得し

☆対話能力の向上させ

☆最終的に思い通りの結果に導く

こん感じでしょうか。

人と関わりコミュニケーション技術によって

思い通りの結果を獲得する方法。

それが「術理(ステルス技術)」と

言ってもいいでしょう。

では次回、
戦略から戦術に落とし込んで
いきましょう。

精読お疲れさまでした。

◎『先の先』

失礼いたします。